Be Loved

通常、ではない事態に陥った時こそ、取り繕えない実態が露わになったりするものだ。

また「非常・緊急事態」で追い詰められないと、考えてみないこともある。

 

この一ヶ月は、そういう「あり得ない」という事態に巻き込まれたけれども、

終わってみれば、人を、物事をまた違う視点で見ることが出来る機会を貰ったように思う。

 

 

自分がいかに、いろんな人に支えられているかを実感しました。

それは今、生きている人だけでもなく。

距離の近い、遠いも関係なく。

奢っているわけでも、自惚れているわけでもなく、

自分は大勢の人に愛されている存在なんだな、と感謝するべきメッセージをたくさん受け取りました。

過去に関わりのあった人。きっとこれから未来に繋がっていく人たち。

 

音楽は、過去に生きた作曲家の心を、現在の私に共鳴させて、未来につなげていく存在でもある。

まさに同じような事なんだ、と嬉しくなった。

 

 

動揺している時には、

しっかりしなくちゃ、とか。失敗させるわけにはいかない、とか。考えがちであるけれども

他の力に対して、againstの方向に、音楽の力を使うのは、絶対間違いである、と思った。

(って、一瞬でも思っている、というのが「雑念」でもあるのだけれど。あはは)

 

simpleな愛だけを捧げるのが、本来の音楽の力だろうと。

心を表す「音楽」という存在に感謝。

そしていつでも

そういう強い愛を持った人でありたい。

 

 

そこを確認できたのは、自分にとっては大きな経験になりました。