nepal

 

写真のおじさまは「OKバジ」さんこと、垣見一雅さんとおっしゃいます。

(ネットから勝手に写真をお借りしてるけれど、たぶん叱られないとは思いますが、、、)

 

OKバジさんとは、垣見さんがまだネパール語が話せない頃に、現地の人からお願いごとをされたらどんなことでも断らないで、OK、オーケー、と引き受けてらっしゃったこと、バジはおじいさん、という意味から付いた呼び名だそうです。

 

長い間、雨期以外はネパールにお住みになられていて、現地の人のために学校を建てたり、人生をかけてネパールの人々を支える活動をしていらっしゃいます。

 

わたしが垣見さんの活動を知ったのは、たまたまテレビで見た番組だったのだけれど、

電気も無い村でテント生活。懐中電灯で読書とか手紙とか書いたりしていらっしゃる姿を見て、父と同じような年齢で、凄い人がいらっしゃるなぁ!と感動したのが最初です。

 

 

2015年4月、5月に、ネパール地方で大きな地震がありました。

昨年、祖母や父が暮らしていた新宮の教会でコンサートをした時、そのネパール地震のためのチャリティーを募り、カリタスジャパンというキリスト教会の機構を通じて寄付を送らせてもらいました。

 

寄付というのは送ってしまえば、なかなかどのように使ってもらったのか分かりにくいし、そんな細かいことを気にするのも悪いわよね、と思う自分もいました。

が、わたしは氏育ちがあまりよろしくないので(あはは!!)お金の大切さは重々わかるつもり。

 

今年もまた7月23日に、新宮の教会でコンサートをすることが決まりましたが、

入場料をもらって演奏するよりも、喜捨という形で世界に、社会に参加させていただくことにしました。

 

 

熊本でも地震があったので、そちらにチャリティー募金を送ることも考えたのですが、

ネパールはインドと中国に隣接する場所に在り、なかなか両強国からの圧力を受けて大変な情勢であること。チベットからの亡命者もそこを通り抜ける国であること。貧しい国なので2015年大地震から復興することが困難であること。あと、個人的にヒマラヤ聖者の本を読んで、やはり御縁を感じることから、今年もネパールに寄付金を送ることにしました。

やはり貧しくて困っている人たちにこそ、貴重な、乏しい中からの寄付金を有効に役立てて欲しいな、と思いました。(23日、コンサートにいらして募金して下さる方が、貧しい、という意味ではありません。たくさん下さっても大丈夫です!あはは。どうぞよろしく!!!)

 

 

そこで思い出したのが、垣見さん、OKバジさんの活動です。

 

 

垣見さんを応援する会の方々に連絡を取ってみると、6月、7月にかけてネパールが雨期のため、ちょうど日本に戻っていらっしゃることがわかり、わたしたちが新宮に入る前に、たまたま講演でいらっしゃる和歌山の地で、少しの時間ですが垣見さんと実際お会いし、お話し出来ることになりました。

 

ひとの出会い、ってとても面白いし、一番のエネルギー源だと思う。

楽しみ☆

 

フランスでおきた心痛い出来事もあり、世界がどのようになるのか不安を覚えるけれど、

このような状況であるからこそ、ちいさな善意でも世界に届けたい。閉ざさずに拡げることを心がけたい。

 

 

 

うちは演奏、がんばろう!