3月になって、
また面白いヒトたちに出逢わせてもらったり、再会したり。
人に会うことは自分を発見することで
オモシロイ。
昨日、感動した話。
話して下さったのはマイク・リッチンズさんというアメリカで30年以上検死官をしていらっしゃる先生。
アメリカン・インディアンの居留地であるそこでは、子どもはある程度の年齢になると、教育を受けさせるために集められ、親元から離れた寮みたいな学校に送り込まれるシステムがあった(今でもあるかは知らない)そうで、
あるネイティブの羊飼いの娘は、それをすごく嫌がった。
「そんなことしたら、わたし、死ねよ」
と、言うものだから、自殺するんじゃないかと大人たちは心配して、
病院にいれて数人で監視、世話をしていたけれども
その羊飼いの娘は、その日の夜中の1時頃に亡くなった。
これは大問題なので、マイクさんのところに少女の死因を調べてくれ、と政府から要請がきて解剖したのだけれども、身体にはなんの問題も、病因もなかった。
と、いう話。
ひとは身体のみで生きているのではない、という一例でマイク先生は話して下さったんだと思うけれど
そんなに切り離されると死んでしまうくらいに、
地球を、自然を感じて生きている人間っているんだなぁ、と感動した。
そして、その生き方に誇りをもっている。
人間として
これほどの自由を享受できる幸せ。
素晴らしい。
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