Air

自戒も込めて書くけれども、
自分はそんなに悪人ではない、と思っている人が為す中途半端な仕事ほど、世の中を曇らせるものはない。
撒き散らしているのは善や美ではなくて、毒ってことにもなり得る。
そういうところで滞っているのが、ほとんどの現実社会、現象ってものかもしれない。

特に美しいものに携わろうとするならば、それは全くのナンセンスだ。
目指すのはそこじゃない、っていうお手本を、良いのも悪いのも今年の夏はたくさん見せてもらったから。


往々にして、重いものに引っぱられそうになる。


考えること。思い、すら、美しいもの、美にとっては不必要なものだ。
思う、思ってしまうのは人間であるから仕方がない事とはいえ、そこに長く引き摺られてはいけない。

ただ通過させるもの。

Mozartは、その循環させるっていう点においても大天才だったし、だからこそあんな世界を見られたんだと思う。
やっぱり超人。


要らないものは自分の中から排泄、排出して、新しい世界に飛びこもう。


油断すると、眠り虫になりがちだから。あぶないよー。気をつけて、わたし。